蒸散量

作物体の表面から大気中に放出される(気孔を通じた植物体内の水の蒸発)水分の量のこと。

水田および畑地の用水量の構成要素である。

また、蒸散時には多量のCO2(二酸化炭素)が気孔を通じて植物体内に取り込まれる。

1つの作物について生育期間中の総蒸散量を作物の全乾物重量で割った値を蒸散係数または蒸散率といい、ふつう200〜500の範囲にある。

この逆数を蒸散効率という。