農作業用機械などが農道から圃場へ出入りする通路のこと。
農道と圃場面には高低差がある場合や、水田では農道沿いに小用水路があるために進入路が必要である。
各耕区に1ヶ所あるいは2耕区に1ヶ所設ける。
進入路は安全確保を第一に考え、農業機械の転倒・転落を生じないような配置、形状および構造でなければならない。
通行の安全性の観点から、幅は4m(2耕区に1ヶ所の場合は6m)、勾配は12°以下が望ましい。
とりわけ傾斜地では、農道と田面間の段差を小さくし進入路を短くする区画配置を心がける。
段差が解消できない場合は、スリップ防止のための舗装を行う等の十分な安全対策を講じた進入路としなければならない。

