作物体からの蒸散量と耕地(水田および畑)面からの蒸発量の合計値のこと。
蒸発散は、多量の水と同時に多量の熱エネルギーを潜熱という形で大気に放出する。
用水量に関しては、蒸発量と蒸散量を分けずに合計値で扱うことが多い。
降雨や灌漑で耕地に給水された水のうち、これだけが大気中へ消失する。
蒸発散量の単位はmm/d。
日本における水田の日蒸発散量の最大値は6〜8mm/d程度。
蒸発散量の以下の要因から影響を受ける。
- 気象条件(気温、湿度、日射、風向、風速、その他)
- 作物生育(品種、土壌、気象、栽培、管理、その他)

