平常時に内水位を制御して、土地生産性・労働生産性の向上や水利用の合理化を図るための排水のことを常時排水という。
地下水、灌漑用水、宅地などからの排水がその対象となる。
常時排水の検討事項
- 常時排水位や流量は季節によって変動するが、常時排水の計画では受益区域内の地下水位を最も低く保ちたい時期を考えて、計画基準値内水位を選定する。
- 常時排水を計画する場合、受益区域内全域にわたって排水路の水位を所要の高さに保つことを目標とし、排水路内の定常流について水理計算を行い、排水路の断面や水路の底高を定める。
- 常時排水の計画基準内水位は、暗渠排水と密接な関連をもっているので、常時排水の計画の作成に当たっては受益区域内の暗渠排水計画と連携を保つことが必要である。

