農用地の集団化

耕地が分散していると作業能率の低下などの弊害があるため、所有者間で農地の権利調整を行い、各農家が耕地を集団して所有・利用できるようにすることを農用地の集団化という。

日本の農地所有の特徴として、個々の農家の経営農地は狭小で多数の小耕区に分散している場合が多く、この状態を分散錯圃と呼ぶ。

農地を集団化すると、耕区から耕区への移動時間を短縮できるだけでなく、標準区画を大きく採ることができるので、農業機械の大型化が可能となり1耕区内での農作業効率が高まるなど、農用地の集団化は単に移動時間を減らせるといった効果にとどまらず、圃場整備の全体にわたって大きな効果を及ぼす。

集団化の手段として、換地処分交換分合がある。